こんにちは!mocha(@mocha_diary)です。
職場復帰を目指すママが、あれやこれやと頭を悩ませるのが保活。でも、専業ママも幼稚園選びには頭を抱えていることと思います。現在2歳の娘を3歳から幼稚園に通わせようと考えているmocha家は、5月から週に1度幼稚園のプレ教室に通っています。でも、最終的に願書を提出し、入園が決まるまでは、まだまだたくさん悩みそうな予感。先輩ママ達のアドバイスを上手に取り入れつつ、来年からの幼稚園選びについてまだまだ奮闘中の様子をお伝えしようと思います。今回はプレ教室に参加するまでのお話です。
幼稚園選びのポイントや決め手は何を基準にすればいい?
日々過ごす中で、なんとなく「あ、ここに幼稚園あるな~」「いつかは娘も幼稚園に通うんだよな~」なんて、ぽやぽや~んとしていたら、あっという間に目の前に迫ってきていた幼稚園選び問題。
のんびり気味のmochaの尻をバチコーンと叩いて、重い腰を上げさせてくれたのは、近所のママ友でした。最大にして最強、そして一番リアルな声を聞いて「うかうかしてられん!」と慌てて動き始めたのが2歳になってすぐの冬でした。幼稚園と保育園の違いや、どちらに通わせるかで悩んでいる人もいるかもしれませんが、とりあえず幼稚園に通わせることは決定!という人の、少しでも参考になれば嬉しいです。
幼稚園の制度とは
そもそも幼稚園といのは、どういったところなのか。文科省の幼稚園教育要領に基づいて、1日4時間を基本とした年間39週以上の教育時間が、定められている教育施設のことを指します。夏休みや冬休みがあり、希望に応じて延長の預かり保育を依頼することができます。満3歳から小学校入学までの未就学児を対象に受け入れています。各幼稚園ごとに特色が違い、預かり保育の有無や、最近では満2歳から入園できる幼稚園など、選択肢も広がっています。
また、幼稚園も公立・私立のほかに、認定こども園や認可以外の幼児教育の施設も多数あります。
幼児教育無償化スタートでも幼稚園は上限額あり
2019年4月からスタートした幼児教育無償化。全年齢の無償化がスタートするのは2019年10月からになります。娘を満3歳で幼稚園に入園させる場合、この幼児教育無償化がスタートしてからの入園となるため、無償化によって幼稚園の選び方が変わるのかどうかが気になっています。
同じ年齢を持つママさんでも、詳しく理解している人が少ないように感じる幼児教育無償化。mocha自身も、あまりよくわかっていない点もかなりあります。ただ、1つ言えるのは幼稚園は全額無償じゃないよということ。実は上限金額が設けられています。
利用料の上限がなく全額無償になる認可保育園や認定こども園と違って、幼稚園の保育料は1ヶ月で25,700円までの上限があります。これを超えてしまう場合は自己負担になりますし、給食費や制服費・通園バス、あとは入園料などは対象にならないので注意が必要です。
参考:幼稚園の無償化はいつから?対象年齢と条件、メリット・デメリットについて
増税もあり一概にメリットだけがあるとは言えない制度ですが、対象や条件によって異なるので、自身がどこに該当するのか、きちんと調べておくと安心です。
我が家が幼稚園選びで迷っているポイント
mocha家周辺にはいくつかの幼稚園がありますが、普段の生活圏内にある幼稚園が第一候補でした、これはもう単純に、近いということと目の前を通ったことがある、といった最低限の情報しかないまま、選択肢がほかになかったからです。ところが、「どこの幼稚園にするか決めてる?」というあるママ友のひと言から、猛烈に悩みまくる日々がスタートします。
そのママ友は、知り合って間もない年下のママさんでしたが上のお兄ちゃんが幼稚園に通っているということで、いろいろな幼稚園の話を聞かせてくれました。幼稚園のプレや説明会、昨年の願書の受付状況、各幼稚園の特色など・・・ぽやぽやーんとしていたmochaにとって青天の霹靂(大げさ!!!)かっていうくらいの衝撃が。
なんとなく意識しはじめていた時期なので、最寄りの幼稚園のホームページなどを見ることはあったのですが、近隣の幼稚園の情報は全くなく・・・そこから慌てて調べてみました。そうすると、悩むポイントが出てくる出てくる。
・自宅からの距離
・園庭の広さ
迷ったらとりあえず動いてみる
我が家の娘はとっても元気で活発なのですが、はじめての人や場所には猛烈に人見知る、引っ込み思案ガールです。慣れた様子を見ると「別人なの!?」と驚かれることも多く、そういった様子を知っていたママ友が「pocoちゃんは、もしかしたら小規模幼稚園が向いているかもよ~」と言ったひと言がきっかけで本格的に調べてみることにしました。
最寄りの幼稚園はいわゆるマンモス園と呼ばれる、大規模幼稚園です。たくさんいる園児の中で萎縮してしまい、大人しいまま過ごすよりも、先生の目がよく届くであろう小規模園でのんびりマイペースに過ごしたほうが、娘にとってもいいかもしれない。そう思うようになりました。とはいえ、マンモス園に一緒に行こうって言われているし・・・そこが一番近いし・・・何かあったときにお迎えにすぐ行けるし・・・モヤモヤうじうじMAXの時期でした。
そんな状況が嫌で、とりあえず動いてみるか!!と、幼稚園の説明会情報をリサーチ。満3歳から入園させる場合は、大抵前年の秋冬頃に説明会が実施されます。ところが、調べていたら2歳からのプレ教室の説明会が実施されている!!プレとはなんぞや!!(小耳には挟んでいたが)ということで、全く検討していなかった幼稚園のプレ説明会に申込みました。
説明会で見えてきたもの
説明会の申込みは電話だったのですが、対応してくれた先生(事務の人かな)が、とっても感じがよく、一気に好感度アップ。まったく検討していなかった幼稚園ですが、かろうじて徒歩圏内。入園すれば通園バスも利用できるし、とりあえず説明会に出かけてみました。
するとびっくり!!開始15分前に到着したら、もうめちゃくちゃ行列!!人気のある園だということは聞いたことがあったのですが、受付に並んでいる親子の人数を見て、驚きました。教室に案内されたものの、案の定娘はべったり張り付いて離れません。園の概要や教育方針などが映像を交えて説明され、本格的な入園前に通うプレ教室の内容についても説明がありました。プレ教室では、体操をやったり英語の先生と会話したりとプログラムも充実している様子。園庭も広く設備が整っている雰囲気で、建物自体がきれいで明るい印象でした。
プレ教室への申込みは、説明会から1週間後と短く、悩んでいる時間があまりなかったこともあり、見送ることになるのですが・・・説明会に参加したことで、自分が何を大事にしたいのかがなんとなく明確になって良かったです。実際に行かないとわからないことは多く、迷ったらとにかく見に行ってみることをおすすめします。
説明会や見学会の実施がないようであれば、送り迎えの時間を狙って幼稚園の前を歩いて見ると、先生や子供達の様子を見ることができ、なんとなく雰囲気を掴むことができると思います。
プレの掛け持ちは当たり前という風潮
本格的な入園に向けて、慣しの意味で行われる親子のプレ教室を開催する幼稚園が増えています。入園予定の園がプレを実施していないから、困るという声もよく聞きますが、本命以外の幼稚園のプレに通う親子も多くいるようです。
幼稚園によってプレの内容や回数は違い、値段もまちまちです。以前、説明会に行った幼稚園のプレ教室は、正直「結構するんだな~」という印象でした。実は、5月からプレ教室に通っているのですが、ここでも相当悩みました。徒歩圏内で通える幼稚園4箇所をプレ教室のみで比較した時に・・・ざっくりと分けると
A幼稚園:大規模・きれい・内容充実・入会金+月数千円
B幼稚園:大規模・老舗・月1回・年間で数千円のみ
C幼稚園:小規模・ふつう・週2回・入会金+月数千円
A幼稚園:大きい・プレ教室の実施なし
といった感じで、プレに通うとすると選択肢は3つ。1つは早々に締め切っていたので除外。最寄りのマンモス園と小規模園の2つが選択肢に残りました。この小規模園は、ママ友がおすすめしてくれた園でアットホームな雰囲気が評判の幼稚園です。マンモス園は初回に数千円払うだけで、よけいな出費がないためこの2箇所(もしくは別の幼稚園)で掛け持ち通園する人が多いという話しを聞きました。
正直、この掛け持ちプレ教室は曜日さえ重ならなければいいという感じで、結構当たり前に行われている風潮があります。上の兄弟がすでに通っているなど、そこの幼稚園に決めている場合は1箇所だけのようですが「うちも2箇所通ったよ~」という人の多いこと多いこと。自分の子供にあった幼稚園を選ぶために、あちこち見て比較するのは大切だと思うのですが、あっちもこっちもで、子供が混乱しないかな?という気持ちもあり、プレの掛け持ちについても相当迷いました。
現役通園児のママが最大にして最新の情報源
ママ友の話をきっかけに幼稚園選びをスタートさせ、ママ友の口コミに感化され「あっちもいいな、こっちもいいな」という状況に追い込まれたmocha。ママ友という関係は時に厄介だという意見もありますが、今のところ本当に感謝しているのが本音。実は、小規模園でプレ教室の前の無料体験教室というのがある!と教えてもらい参加することにしました。(募集期間も短く、事前予告もなかったのでママ友に教えてもらわなかったら気がつかなかった!)
これが本当に良くて、先生達の雰囲気や教室の様子を見ることで一気に不安が解消されたのを覚えています。1年間のプレ教室の申込みまで、やはり時間はなかったのですが・・・その場で申し込んでしまったほど。
1人で悩んでいたら知り得なかった情報をたくさん教えてもらったし、それ故に悩みの種は増えたけど、選択肢が広がったことで、よりよい選択ができるようになったのも事実です。「迷ってるなら、プレの掛け持ちがおすすめだよ~」と周囲に言われ続けたのですが、娘が混乱しそうだなというのが1番で、それに加えて自分が結構な八方美人で、どっちにもいい顔をして最終的に幼稚園が決められないんじゃないか、というのも考慮して1箇所だけ申し込むことにしました。
幼稚園のプレ教室に申込み
小規模園のプレ教室に申し込んだことをママ友に伝えると、とても喜んでくれたのですが「私が強くおすすめして、洗脳しちゃったよね。ほかの幼稚園も見て、最終的にここに決めてくれたら嬉しいよ~」という返事。正直、引っ張られた感もなくはないですが、最終的に申し込んだのは自分だし、納得のうえなのでモヤモヤはありません。小規模園という選択肢がなかったmochaにとって、娘に向いていそうな園を見つけることができたのは大収穫でした。
ママ友はマンモス園との掛け持ちをおすすめしてくれましたが、我が家には向いていなさそうなので・・・1箇所にきちんと通ってあとは運動会や説明会、普段の園の様子を外からちらっと見るなどして、リサーチを続けたいと思います。
プレ教室に1ヶ月通ってみて
5月からスタートした幼稚園のプレ教室。まだまだ緊張した様子を見せている娘ですが、幼稚園が好きなようで自分で支度をして、靴をはいてリュックを背負って「ママー行くよー」と張り切っています。プレ教室では、なかなかベテランの先生が2人いて安心感は抜群。これも、ママ友に聞いたところ、この先生2人が毎年プレ教室の担任で、入園してからもしばらくはクラスに常駐してくれるんだそう。
若い先生の姿もあるので、こういうサポート体制が整っているのは親にも子供にとってもいいなと思いました。20人以下の小規模クラスで、秋頃までは親子で通います。後半は子供だけで通うというシステムで、いまからちょっとドキドキはしますが、楽しみでもあります。
1週間に1回、しかも1時間程度しか通っていませんが・・・おうちに帰ってから、パパに工作を自慢したり幼稚園ごっこをしたり、娘なりに楽しんでいる様子。同じクラスの女の子と遊ぶようにもなり、刺激をたくさん受けています。複数掛け持ちすることのメリットはたくさんあると思いますが、1箇所でじっくり様子を見てみるのも悪くないかな?と思っています。
まとめ
幼稚園を選ぶのに、前年からやることがたくさんあって正直驚きましたが・・・焦らず情報収集をして、子供に向いている園を探すのが一番です。どんなに悩んで入ったとしても、先生や子供たちと合わない場合もあるし、何かトラブルが起こる場合だってある。悩みすぎずに、楽しみながら探せるといいかなと思います。
今回、プレ教室に至るまで、ママ友のアドバイスは非常に参考になりました。でも、それで悩むことが増えたという点もあり、すべて鵜呑みにすることはなく自分の判断基準は、しっかり決めておいたほうがいいかなとも思います。最近でも、新しく知り合った人から、新たな幼稚園のニュー情報を入手して、なるほどと思ったばかり。ママ友たくさん作ったほうがいいよ!という話ではないのですが、一番リアルで知りたい情報を持っているのが、現役ママなんだな~というのがよくわかったのも事実です。
最近では街の情報を探せるコミュニティサイトなどもあるし(地域によって活発でないところもありますが・・・)ママ友がいなくても、情報を入手する手段はたくさんあります。幼稚園の説明会や子育て系のイベントに参加して、隣に座ったママさんに「もう幼稚園決めたんですか~」なんて話しかけるだけでも、「ここと、ここで迷ってて~」なんて会話をきっかけに、いろいろな情報を入手することができるかもしれません。
こうするのがいい!というのはないと思うので、迷っている人の少しでも参考になれば~くらいの気持ちで読んでもらえたら嬉しいです。プレ教室を経ての、幼稚園決定までのお話はまた書きたいと思います。最後まで読んでくれてありがとうございました!