小学生の熱中症対策!登下校を快適にするひんやりグッズで暑さを乗り切ろう

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うだるような暑さ。とにかく毎日暑くて、汗だくで登下校する小学生娘が心配。

昨年、入学した小学校は、6月から9月まではランドセルからリュックへの変更がOKとなっていますが、それだけでは熱中症対策には不十分。少しでも登下校時の負担が軽減できるように、あれこれグッズのリサーチは続けていますが、ニューアイテムがどんどん発売されているので、これぞ!というアイテムに出会えるまでは、情報を常にアップデートしなくてはと感じています。

そこで今回は、現時点で実施している熱中症対策や、ママ友から教わったアイデアグッズを紹介できればと思います。

小学生の熱中症対策!水筒はスポーツドリンクOKタイプに変更

娘の小学校は、夏期シーズンだけ水筒の中身をスポーツドリンクにしてもOKとなっています。通常はお茶か水しかダメなのですが、本人の希望もあり、わが家はアクエリアスを入れて持たせています。

お友達の小学校は、同じ市内にあるのに、水筒の中身はお茶か水だけ。暑さ対策ができるグッズの使用も公式にはOKとされていないそうで、「どこまで大丈夫なのかが不透明で困る!」とよく嘆いています。

そういう話を聞くと、うちの学校は結構良心的なのかも、と思ったり。ありがたや。


さて、昨年小学校に入ってはじめての夏。学校からのお便りを見て「スポーツドリンクでもいいのか・・・」と思った瞬間に、「あれ、うちの子の水筒ってスポドリ対応可だっけか」という疑問が。即座にメーカーサイトを調べると、使用中の水筒がスポーツドリンクOKなのか、はっきりとした表記を見つけ出すことができず、ちょっと不安に。

水筒にアクエリアスやポカリスエットなど、スポーツドリンクを長時間入れたままにしていると、金属を錆びさせてしまう可能性があるという情報を、ネットニュースかなにかでチラッと目にした記憶があったからです。

そこで、買い換えを決意。デザインなどは本人の希望も考慮して、サーモスの水筒(真空断熱2ウェイボトル)

を購入しました。ピンクでキュートなデザインのものでコップも付いているけれど、学校で使う際は直飲みスタイルなので、ほとんどコップの出番はなし。価格的には、ちょっとするな・・・とは思ったけれど、毎日のことだし決して高い買い物ではないな、と思い直しました。

公式サイトでは、パッキンなどのパーツごとの購入も可能なので、長く使えそうで安心です。

ちなみに、使い始めて1年以上経つけれど、不具合も不満もないです。カバーの底が汚れるけど、定期的に拭き取ったり、食器用洗剤でチョコチョコッと洗えば問題ないですよ。

小学生の夏の定番スタイル「首リング」「ネッククーラー」

「首リング」「ネッククーラー」「ネックリング」「クールリング」「アイスリング」など、呼び名は色々あるかと思うのですが、小学生の登下校時に1番よく見かけるのがこちら。

28度以下で凍る首元用のネッククーラー。 冷たくなりすぎないのが心地良いという話だったけれど、屋外を長時間歩いているとやはりあまり効果を感じないのが正直なところ。

子どもの通う学校は登校班があるので、朝はみんな首元を冷やしているけれど・・・下校時は使っていない子が多い印象です。とはいえ、首の頸動脈を効率的に冷やすので、持っていて損はないのではないかな、と思っています。

小学生熱中症対策

去年は家族1人1個分購入。私は家に1人でいる時などにも使っています。

クーラーの設定温度は高めにして、体を冷やしすぎないように。

小学生熱中症対策

いろんなメーカーがあって、どこのが良いのかなー?とあれこれ買ってみたけれど、同価格帯で揃えてしまったのもあり、効果の違いは特にないかな、と。

今年はもう少し可愛いのが良いということで、子ども用のリングだけ柄物を追加で購入しました。

小学生熱中症対策

普段は冷蔵庫や冷凍庫で冷やしてから使っているんだけれど、流水でも冷やせるというので学校の水道で冷やしてから帰ってくればいいのに・・・と言うと、荷物があったり、タイミングがあったり、下校時はバタバタしているので、ゆっくり冷やしている時間がないのだとか。

なるほどね。

しかし!日々、進化しているもので。今年は、このリングを入れて保冷保管できるように、保冷剤とケースがセットになったものも発売されていると。先週、ママ友に教えてもらったので早速ポチったのですが、まだ手元に届いておらず。使ってみて良さそうなら、またレポートしたいと思います。→と言っていたら、直後に届いた!!!笑

小学生熱中症対策

早速開封!!!

ママ友の話だと、学校に着いてからケースにしまえば下校のタイミングで冷たいままつけて帰って来られるからすごく良いと言っていました。これは、期待大!明日から持たせてみようと思います!

ちなみに、青くて丸いのが保冷剤です。ちょっと窮屈にはなるけど、同時に2個収納できました。

バリエーションが豊富な「ハンディファン」

小学生熱中症対策「ハンディファン」

今、登下校時に1番使っているのは、写真左の冷却プレートが付いたハンディファンです。カラビナのところに、ネックストラップを付けて首から提げて持って行っています。

小型ですが風量も調節できるし、パワーもそこまで弱くない。何よりこの冷却プレートがいい感じ。首元やほっぺ、手首などにペタッとくっつければひんやりと冷やしてくれます。冷たい風が出てくるので、気持ち良いと言っています。

デメリットと言えば、使用していると持ち手が多少熱くなってくる点。

電源オフの状態でも、帰宅時に首から提げて帰ってくると、外気温が高すぎるのか使用していないプレート部分が熱くなっていたりするので、注意が必要。

あとは、ニュースなどでハンディファンが落下したら発火した、というような事故もあったみたいなので、子どもには注意点をしっかり説明して・・・という感じで使用しています。

あとは、使い勝手含め様子を見ている状態です。正しく使っていれば問題なく快適かな?とは思うのですが・・・。ちなみに、わが家が使い始めたら、登校班の子達が「それどこで買ったの?」「うちの子もそれがいいと言っていた」という声が多く、実際に使い始めた子がチラホラ。

プレートと持ち手がちょっと熱くなったら注意だよ~、という話は先にしておきました。


ほかには、肩にかけて使うタイプや折りたたみ式など、さまざま。手持ちタイプでも、極力両手が塞がらない方が良いので、首から提げられるよう工夫している子が多いように思えます。

ただ、これは首から紐状のものを提げることに抵抗がある人もいると思うんです。水筒でもたびたび問題になるけれど、走って転んだ時に体の下敷きになって思わぬ怪我をするんじゃないか、とか。わが家でも話しましたが、水筒をリュック(ランドセル)にしまってしまうと、信号待ちなどのタイミングでパッと飲むことができない。

登校班で通学していることもあって、自分だけ立ち止まって水分補給ができないから、肩から提げて登校したいと。それならばと本人の希望を優先して、こういうことが起こると危ないからということを伝えて、肩から提げて通っています。

なので、ハンディファンを首から提げて登下校する場合も、ある程度の危険は想定して、本人に注意させることが必要かなと思いました。

風量とか音の大きさと、サイズ感とか充電方法とかコスパとか・・・いろいろ考慮する点はあるけれど、安全第一で、お子さんにとって使いやすいタイプを選ぶのが1番かなと思います。

追記:ネットワーク機器やデバイスなどのコンピューター周辺機器メーカーである「エレコム株式会社」が、公式Xにてお知らせしていました!

ハンディファンですが、この暑さ(35度以上)だとかえって逆効果になります。明らかに気持ち悪い熱風になったら使用を控えてください。

35度以上というのは、判断が難しいところ。どんな風に感じたら、こんな時は・・・など、ハンディファンは使わないほうがいいかも!という状況をお子さんと話し合っておくと安心かも。

そのほかの熱中症対策アイテム

学校推奨の登下校スタイルは「帽子」

これ、意外と見落としてしまうんですけど・・・小学校から配られる「ほけんだより」はきちんと読み込んだほうが安心。学校からのお便りって案外多くて、忙しいとサッと目を通して終わりにしてしまいがちなのですが・・・。

学校に持ち込んでいいひんやりグッズなどの確認もそうですが、自宅で簡単に取り組める情報が詰まっているんですよね。ネットでもテレビでもいろんな情報があって、結局どうしたらいいんだー?ってなってしまう時、原点というか基本にかえれます。「ほけんだより」。

で、その「ほけんだより」に書いてあったのが帽子着用のお願い。

子どもの小学校のほけんだよりには、頭部(脳)を守るのに有効な帽子は必ず着用させてくださいと記載してあります。10℃近く体感温度の差があるそうなので、通気性のあるものや熱中症対策になる物を選んで、被らせてくださいということでした。

ちなみに、1年生は黄色い帽子を被っているんですが・・・今年から、夏期シーズンのみ1年生も別の帽子着用がOKになりました。そのまま黄色い帽子を被っている子も多いけれど、より通気性の良いのものが使いたい、という子は使い分けているようです。

ほかには、教室の冷房対策として羽織る物やタオルで冷え対策ができるようにしてほしいという旨が記載してありました。え?そんな?と、教室にクーラーがなかった昭和世代のママ的には、冷え対策は盲点。今のところそういった話は子どもからも出ていないので、特に対策はしていませんが・・・

席替えなどがあって、冷房がガンガン当たる席になったら、そういう対策も必要かも!と、親目線だけでは気がつかない点を指摘されて、ありがとうございます!という気持ちになったので、ちゃんと学校からのお知らせには目を通さなければと思いました!(当たり前)

学校の許可が出ていれば「日傘」もおすすめ

学校の方針によると思うのですが、子どもの学校は日傘の使用も認めてくれています。子どもの希望もあり、昨年はキッズ用日傘を購入したのですが・・・、2年生になったら「日傘、いいかな・・・」と言って、ほとんど使っていないのも事実。

登校班で並んで行く時に、前の女の子が大きめの日傘を差しているので、二人前後で傘をさすとちょっと邪魔かな?と思っていることや、単純に荷物が増えてしまうことを懸念している様子。傘は雨の日だって同じことでは、と思いつつ・・・本人が良いなら、と深追いはせず。

日射しが強い下校時には、日陰を作ってくれるのでかなり効果的だとは思うのですが、手が塞がるという点ではやはり危ない部分も。使用する際は、お子さんと注意点をきっちり確認してから使うことをおすすめします。

濡らすと冷える「冷感タオル」も使い分け

水で濡らして絞って使うと、ひんやりして気持ちの良いタオル。商品名は色々ありますが、いわゆる「冷感タオル」ってやつです。

小学生熱中症対策

すみっコぐらしのタオルは、下校時にお友達と水道で濡らして絞って首に巻いて帰ってきていたのですが、登校時はびちょびちょするから使いたくない・・・といつの間にかサブに降格。

下校時の様子を見ていると、使っている子もチラホラいるので、自分で濡らして絞ってという手間が気にならないお子さんならおすすめかも。持って行く時にコンパクトにたためるので、荷物が重くならないのが良いところ。

ハンカチタイプも購入しましたが、登下校向きではないので・・・家族でのレジャーや屋外で使用しています。

あとは、シャツに直接噴射して、ひんやり気分が味わえる衣料用スプレーも購入。パパには好評ですが、わが家の子どもにはちょっと不評でした。スースーする感じが慣れないみたい。

一時的にはひんやりするけれど、持続性はあんまりないかな・・・。でも、あるとないとじゃやっぱり違うので!1つ持っててもいいかな♪

寝苦しい夜などは、シーツに吹きかけて使っています。

小学生の熱中症対策

ちょっと首元がごわつくので、登下校スタイルにはおすすめしきれないけれど・・・

保冷剤を入れて巻くタオルも買ってみました。タオルで汗も拭き取れるので、公園遊びなど放課後使用にはいいかも。もちろん、登下校時にも有効だと思うのですが、保冷剤が溶けてしまうと・・・帰りは荷物になってしまうな、というのがデメリットかな。

幼稚園の運動会で、このタイプを使っていたママ友の話だと、溶けてきた保冷剤をうしろに座っていた知らないお父さんの膝の上に落として気まずかった、と言っていたので

保冷剤がタオルの中にしっかり収納できているかは要チェック。

※写真だと、保冷剤が見えるように写していますが、ちゃんと落ちないようにすっぽり収納できるようになっています。

熱中症対策アイテムを上手に取り入れて暑さを乗り切ろう

各家庭でさまざまな熱中症対策を考えているかとは思いますが・・・、本当に毎日毎日暑すぎる。

ママ友に聞くと、暑さにかなり弱いお友達はタブレットを舐めてから登校するという子もいるんですよね。ただ、その子の小学校は日傘やハンディファンの使用も許可されていないので、予防が必須なんだとか。せめて、同じ市内なら対応を統一してくれたらいいのにな、というのが正直な思いですが・・・各学校で臨機応変に対応してくれたらいいなと思います。

気温が高すぎてプールの授業がほぼ中止という、この時代。小学校の登下校は危険な暑さになることも・・・。体調管理を含め、便利グッズを上手に取り入れて熱中症対策を行いたいですね。

あとは、紫外線も強いので日よけ対策も!!

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