SNS上の「ママ閉店」論争について遅ればせながら感じたこと

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは!mocha(@mocha_diary)です。

少し前のことなのですが、ツイッターでつぶやかれた「ママ閉店します」というワードが、賛否両論巻き起こして、話題になっていたのをご存じですか?

本当は、違うことを書こうと思ったのですが、昨夜からなんとなくモヤモヤしているので、この件に関して思ったことを自分なりに吐き出して、すっきりしたいな、なんて思っています。

SNSで話題になった「ママ閉店」とは?

そもそも、「ママ閉店」ってなに?という人も多いかもしれません。

ある男性が、奥様についてツイートしたもので、妻がときどき、「ママ閉店でーす」と発言すると、そのあとは家事も育児もしない。ママと呼ばれても反応しない。あだ名で呼ばせる。といったもの。

こちらの男性は、肯定的に捉えていて、ママだってときどき閉店してもいい。ママを休憩して、自分の時間を楽しんだっていい、とつぶやいています。

ただ、このツイートに「育児放棄!」「ネグレクトでは?」という批判が殺到。もちろん、好意的に受け止めて、賛同する声もあるのですが、ネット上で大論争。炎上したという話。

「ママ閉店」は本当に悪いことなのか?

はじめに思ったのは、「ときどきなら閉店してもいいじゃない」ということ。

そもそも、自分で開店したんじゃないか。勝手に閉店しないでよ、とおっしゃる方のご意見もわかる。

でも、ママは休憩してはいかんのかい?だって、ときどきなんでしょ?パパがいるんでしょ?

「閉店」という言葉のチョイスがよくなかったのかもしれません。子どもによって、受け止め方は変わるので、ネガティブなイメージを持つ子もいるかもしれない。

この議論の延長で「そもそも、パパは開店すらしていない」というご意見も見受けられて、みんな厳しいな~なんて思いました。

mochaはブログのタイトル通り、密着育児。ワンオペ育児という言葉は、あまり好きではなくて。

mocha夫は、土日休みの仕事ではないので、日によって朝早かったり、出勤が遅かったり。大体、帰りも遅いし。見る人が見たら、ワンオペ育児だな~という人もいるかもしれないんだけれど。

近所に母もいるし、mocha夫実家も比較的近い。育児の悩みや、本当に他愛のないことを聞いてくれる友達がいる。少ないけれど、最近、”ママ友”というひとたちも出来てきた。

結局、いろんな人に迷惑かけたり寄りかかりながら、日々の育児をこなしているので、ワンオペという意識は薄い気がする。ワンオペって言い切っちゃったら、そういう日々を支えてくれてる人に感謝してないことになってしまう。

きれいごとなんて、寝ながらでも言える。

ワンオペではない。支えてくれてる人もいる。夫も頑張ってる。

それでも、子育て中は「い~~~~~~~~っ」ってなる瞬間もたくさんある。

「いーーーーーー!!!きーーー!!!!」でも、娘はべらぼうにかわいい。可愛いって言いすぎって、よく注意される。。。でも、ちょっと待ってて。ちょっとだけ休憩したいんですけどー!ってこともたくさんある。

自分なりに、密着育児を楽しもうと奮闘している。というか望んで、その道をチョイスしているのかもしれないんだけど。

休憩したいときもあるやん。。

だって、家事に終わりはないし。全部洗い終えたあとに、mocha夫が弁当箱を出してきたときに「いーーーーーー!!!」ってなったりする。おまえが洗えや!って思うときもある。

でも、そんなことでイライラしている自分も嫌だ。

きれいごとだけで、日々は暮らせない。だから、なるべくポジティブに思考を変換できるようにしています。何においても、減点方式は良くないです。できるなら、加点方式で評価したい。

「おい。洗い物終わってから出してくるな。もっと早く出せ」って思うより、

「仕事で疲れて、こんな時間に帰ってきているのに、弁当箱を忘れずに出してくれた。ありがとう。」

って思えたほうが、お互いに平和。心が平和。

「自分の機嫌は自分でとれ」というのを、いろんな人が提唱していますが、日々心がけていることの1つです。

きれいごとなんて、ほんと寝ながらでも言える。でも、日常は楽しいことばかりじゃない。

だから、自分の機嫌は自分で取る。心のセルフメンテナンスができる人でありたい。イライラを相手にぶつけることで、一時的にすっきりしても、絶対あとで自分に返ってくると思うんだよね。

ママも、ちょっとひと呼吸。自分を肯定してあげる。

「ママ閉店」のツイートの件で、なんとなく流れで、目にしたある主婦のブログに、「育児つらい」「イヤイヤ期つらい」「イライラが止まらない」というものがあったのですが、読んでいてなんか辛くなっちゃって。

吐き出す場所があって、書くことで毎日を頑張れているのかもしれない。

でも、私は読んでいて疲れてしまった。

もしかしたら、同じように感じている人の心には刺さるかもしれない。私も!同じ!お互い頑張ろう!!!って、そう思える場所になっているならいいな、と思った。

でも、私はあまりネガティブなことをブログに書きたくないな、と思っていて。

発言したり、書き出すことですっきりすることもあるけれど、想いが言葉に乗ると、言霊になって自分に返ってくる気がするんですよね。当然、人間なので弱音も暴言も吐くし、感情の起伏が激しい人なので「私なんてこの世から・・・」みたいな泣き言を吐くこともあります。面倒くさい。

お許し!!

でも、できるなら、ポジティブワードを出していきたい。そうすることで、自分に良いことを引き寄せたいなと思うんです。そんな思いもあって、「ポジティブ子育て日記」というブログのタイトルをつけています。

大体において、日本はママに厳しいと思う。

「母さんが夜なべをして~」って。夜更かしして、手袋編むことが美徳とされとる。睡眠時間削って自己犠牲ってのが美しいみたいな。

これも、ちょっと前に炎上した「あたしおかあさんだから」の、のぶみ氏についてもそうだけれど。

母親になってから我慢してることを募集して、それを元に作詞。我慢してるけど、おかあさんになって幸せだよ!という応援歌にしたかったのに、「母親が我慢しなきゃいけないの!?」「母親だけが犠牲になるの!?そんなのおかしくない!?」と大炎上。

自己犠牲。

自己犠牲かあ、って思う。

我慢してること、あるよ。

mocha
森山未來の舞台、もっと観に行きたいよ。月末にやる赤レンガ倉庫のやつ、まだチケット売ってるんだよね
mocha
星野源の掲載雑誌、何冊か買うの我慢したよね。だって自由にできるお金そんなにないもん
mocha
この前テレビでやってた食べ放題の店、行きたいんだよね。でも、鉄板とか子どもあぶないよね

あたしったら、めっちゃ我慢してたー!!!!!!笑

子どもが生まれる前は、ためらいなく出来ていたことも、すんなりできないってことたくさんある。でも、それと引き換えに、めんこいめんこい子どもを授かった。

我慢してるって思うから辛いんだと思う。

いまはちょっと、それ保留案件。いずれまた、自分で好きなことできる。だって、私いまこんなに素晴らしい日常過ごしてるって、自分のこと肯定してあげると、だいぶ生きやすくなると思う。

主婦、褒められないよね~。やったことに対する対価もないし。成果も達成感も感じにくい。

辛いよね~。辛いから、ちょっと数時間くらい、預けて休憩したいよね~。いいよね~、それくらいいいよね~。

だって、人間だもの。みつを。←違う。

ママとしてではない、「わたし個人」の自分時間を作る。

これまた、別論争ですが、ワーママVS専業主婦。

会社員VSフリーランス。

みんないろいろ、論争してるなあ、と本当に感心しています。そして、私もこれからの自分の働き方などについては、いろいろ思ったり考えたり、悶々とすることもあります。

日々、落ち込んだり喜んだり、頑張ったり、怠けたり。家事と育児を効率良く両立させるにはどうしたらいいか、ということを考えます。在宅でできるお仕事ももっと積極的にやっていきたいし、できれば外に出て人と会う仕事もしたい。

やりたいことや、目指すかたちはたくさんあるけれど、みんな1日は同じ時間しか使えないのだから、だったら楽しく過ごしたほうがいい。

ママ業が自己犠牲と感じてしまうのは、きっと「自分の時間」が足りていないからではないでしょうか。

でも、日常に自分時間をねじ込んでしまうと、家事が滞ったり、子どもとの時間が削られたりして、かえって、イライラの原因にもなってしまう。ましてワーキングマザーの場合は、そんな時間どうやって捻出するんだってくらい、忙しい。

でも、「時間は作るもの」「ひねりだすもの」だと考えると、なんとかなったりするものです。

最近は、できるだけ夜のうちに家事を終わらせています。

基本的にmocha夫は、mochaに甘いので「洗い物明日にして、今日はもう寝れば?」とか言ってくれるのですが・・・朝起きたときの、シンクのぐっちゃり具合を見ると、朝からテンションがた落ちになる。

片付けからはじまると、朝食の支度も遅くなってしまうし。

なので、なるべく夜のうちにお片付けはすませて、できる限り、前の晩にmocha夫のお弁当も仕込んでおきます。これは、自分のためです。睡眠時間を削って、夫の弁当を作る私って、なんて大変なの・・・なんて思うこと自体が無駄。

朝起きて、弁当出来てる。朝炊いた米詰めるだけ。テーブルの上きれい。よし、パソコン開こう!!

って、それだけで、朝の時間を自分時間にあてることができます。

あれ?もう娘起きてきた!アンビリーバボー!!!!早起きってことは、昼寝もちゃんとしてくれるかな?じゃあ、しょうがない。はい、朝からままごとですか?やりましょう!!

と、起きた出来事を肯定的に受け止めていくと、

自分が楽。

自分の気持ちが楽なんですよ。

「なんで、こうしてくれないの!?」って思うと、自分が辛い。自分が辛いと、全部辛い。

辛いのやだ。

だから、できるだけ自分時間を捻出して、リフレッシュしたり、休憩したりしたいなと思っています。

休むことは悪いことではない

結局、おもいの丈を書き殴っただけで、有益な情報を提供できたわけではないけれど、もし「ママ閉店」「育児つらい」「頑張れない自分がだめなんじゃ」って思っている人が、ここにたどりついたんだとしたら、「大丈夫。ちょっと休憩したらいいよ!」って言いたいです。

ママだから、あたしママだからって我慢して、がんじがらめになっているより、こまめに休憩を挟みながら笑顔でいる時間を増やしたほうが絶対いい。

子育てはマラソンです。

って、誰か言ってたかもしれないけど。

私はマラソンとか、結果が出るのに時間がかかる作業が得意ではありません。

でも、子どもとの付き合いは、これから先何年も続いていくのだから、息切れしたり、走れなくなる瞬間があるのも仕方ないと思っています。

そんな時に、「もうだめだ」ってリタイアするんじゃなくて、上手に給水したり、おやつ食べたり、寝転んだり、マッサージしたり、「ママをお休み」する時間も一時的に設けることで、最後まで完走できるんじゃないかな、と思ったりします。

どうしよう。こんな子育て論みたいなの展開して、炎上したら!!!怖い!!

って思ったけど、炎上するほど読まれてねえわ!!!笑

でも、本当。

きっと子育てに正解とかないから、自分が楽しく生きられる方法を選択していけばいいと思います。ママが笑顔だと、家族もみんな笑顔になれる。

それは間違いないと思います。

フルマラソンとか、実際運動が嫌いで完走できる気がしないけど。笑

立ち止まったり、休憩したり。自分の機嫌を取りながら、たのしく過ごしたいですよね!

はあ。長々書いてしまった。

それでは、みなさん。今日も1日、えいえいおー!!!!!!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする